みなさん一度は聞いたことはあると思います。
『マインドフルネス』とインターネットで検索すると、たくさんの情報が出てきます。
ここでは、マインドフルネスの概要と個人的な感想をお伝えできればと思います。
マインドフルネスとは?
脳科学的や心理学的な要素が含まている心理学的治療法の一種で、認知行動療法の一アプローチとして位置づけられている心のトレーニング法です。起源は、瞑想から来ているものだと聞いたことがあります。
瞑想や呼吸法を通して、今、この瞬間の自分自身の心身の状態に意識を向けながら丁寧に把握していき、その情報を整理し、ありのまま事実を受け入れるための手法の一つです。
マインドフルネスとは、過去や未来ではなく、今・ここで起こっているものごとを体験し、ただ目の前のことに集中する状態を指します。
健康経営DSマガジン
今、この瞬間の自分の心身・周りの状況に集中し、自分の思考・感情・行動などについて善悪の判断や評価をせず、ありのままを観察する方法です。
人によっては、スピリチュアル的な宗教的な要素が含まれるのかなって思われる方もいるかもしれません。活用するもしないのも、自分次第ということになります。色々ある手法のなかの一つとして知っておくだけでも良いと思います。
マインドフルネスには、どんな効果があるの?
マインドフルネスで得られる効果としては以下の通りです。
・不安やストレスの解消
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・集中力の向上
・自己肯定感の向上
・EQ(心の知能指数)や共感力の向上
・睡眠の質の向上・不眠改善
・自己統制力の向上
わたしの場合でも、上記のような効果が得られました。以前は感情的になってしまうところがありましたが、現在では感情コントロールが身に付いてきたように実感しています。まだまだ未熟なところはありますが。
実際に効果や裏付けがあるの?
1979年にジョン・カバット・ジンが、臨床的な技法としてMBSR(マインドフルネスストレス緩和プログラム)をマサチューセッツ大学の医療センターで開発しました。
8週間のマインドフルネス瞑想法では、扁桃(へんとう)体の反応が緩やかになり海馬と前頭前野(学習、思いやり、内省などを司る脳部位)が活性化し、ストレス軽減・能力アップしたという科学的裏付けがあります。
(Sara Lazar, Ph.D.他 2010University of Massachusetts Medical School)
数多くの研究機関でしっかりと効果が実証されてきていて、近年大手企業で取り入れられるようになったり、専門のセミナーや研修で開催されたりして注目を集めています。
どんな人にマインドフルネスが良いの?必要なの?
どんな方でも実践してみても良い手法だと思います。
ただし、人によって向き不向きが合ったり、正しく実践できなかったりする場合があります。まずはしっかりと事前に情報収集して知識を身に付けて、信頼できる方と一緒い練習してみると良いでしょう。
わたしの場合は、意識して「よし!じゃあ今からマインドフルネスをしよう。」と思い、日々の中で実践しているわけではありません。自然とそういう思考の癖みたいなもの?が身に付いてきた感じです。まずは呼吸法から試してみることを個人的におすすめします。
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